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【家族信託】こうなってからでは遅い、実例。

こんにちは!


昨日は大きな打ち合わせがあり、

会社にとって良い方向に進みそうな予感がしておりますニコニコ



物事が動く時って

必然というか、、、

導かれるように

良い方向に動いているような気がしますびっくりマーク



では本日は

家族信託でお伝えしたいことを一つ。

 TODAY'S
 家族信託していなかったから・・・


家族信託をしていなかったために、

納得出来ない相続となってしまったパターンをご紹介致します。



当事者・Kさん

●長女 

●60代

●既婚 実家近くに夫と2人住まい


Kさんの母

●80代

●夫(Kさん父)は他界

●実家に一人暮らし

●介護認定を受けていて、

生活介助が必要


Kさんの妹

●次女

●50代

●独身

●実家から2時間程かかる場所に一人暮らし

●仕事が忙しくなかなか実家に出向けない



Kさんは

父亡き後、

近所に住んでいることもあり

ほぼ毎日に実家に通い、

母の世話をしてきました。


母もそのことに感謝しており、

相続に関しては

長女の割合を多くしたいと考えていました。



そのことから

相続に関しては


●次女は遠方に住んでいるのもあり

頻繁に母の様子は見に行けず

母の介護も出来ない為、

母の面倒は全て長女がみる


●その代わり、

実家は全て長女が相続する


●預貯金に関しては

法定相続分で分配する



このように、

姉妹の間で

口頭で

決めていました。





その後、

母の体調はどんどん悪くなり

長女の負担も増えました。


大変でしたが、

母が亡くなる日まで

長女は一生懸命

母の世話を努めました。





そして母亡きあと・・・

相続の話になった際、


次女が

以前の約束を無視して

実家の不動産も、

法定相続分できっちり分けて欲しい。

と、

申し出てきたのですびっくり



長女は、

約束していたのに

どうして今さら・・・!!


と、憤りを感じましたが


次女は

約束した時と今は状況が変わっている。

独身の自分には出来るだけ沢山資産が必要だ。

と言って聞きません。



亡くなった母は、

長女に多く残したい意向はあっても、

家族信託はおろか

遺言作成すらしていませんでした。



結局、

自宅は長女だけのものにはならず、

姉妹で同じ分配となったのです。



長女は納得いかない思いを抱えましたが、

姉妹でこれ以上揉めることは

母の望みではないと、

仕方なく受け入れました。



しかし

これは

家族信託で防げていました。



他のご家庭も、

介護の割合

相続の割合で揉める事は

少なくありません。



この揉め事を無くすことこそ、

家族信託の意義と私は考えます。


故人が生きているうちに

家族の揉め事を想定して手を打っておく。



これも

終活の一つだと、

親世代が考えて下されば幸いでございます。






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