【家族信託とは何か⑦】
こんにちは!
今日も家族信託とは何か?
の続きです
意外にご興味ある方が多いようで、
昨日の記事も沢山の方にお読み頂き
手ごたえを感じております
今日のお話は
私の実体験
でございます。
私の実体験。
私、三幡輝男、
妻を病で亡くしています。
その病とは
難病 ALSというものでして。
筋肉低下により、
発声しにくくなる・字が書けなくなる
腕が上がらなくなる・・・
など、
日常生活に支障をきたす症状のものでした。
発症後約4年間、
徐々に病気は進行し
病院関係への入退院が続きまして
最後は緩和ケア院で看取ることとなりました。
その間
高額な医療費が毎月発生していました。
その費用の工面と相続対策として
妻名義の預金を引き出そうと銀行に行ったところ・・
妻名義の預金を引き出す為には
①本人の直筆の委任状
と、
②本人から
銀行担当者に電話をかけてくること
が条件だと言われました。
しかし妻は
ALSが進行しており
執筆も発声も出来ない状態
となっていたのです。
ですので
条件揃わず、
預金を引き出せませんでした。
必要な時に
費用を引き出せない事の苦労
を、この時身をもって知ったのです。
その後
妻は故人となり、
相続による
●遺産分割協議書
●相続人全員の印鑑証明・
戸籍謄本・抄本等
の書類を揃えて、
妻が亡くなってから
3か月後にようやく
妻名義の預金を引き出すことが出来ました。
この事態は、
本当にどなたにもあり得る事です。
一度、
色々なパターンを想像してみて下さい。
自分に備えが必要なのか。
必要なら
すぐ取り掛かるべきだと私は思います。
本日は以上でございます。
お読み頂きありがとうございました。
#大阪 吹田・茨木・高槻
家族信託