【家族信託とは何か⑬】
こんにちは!
最近、
3件の家族信託で動いております
今日は、
そのうちの1件を
フェイクを入れてご紹介したいと思います
家族信託 実例
対象となる財産
●生家
家族構成
●父・・・他界
●母・・・他界
●長男(兄)・・・
分譲マンション住まい。
妻あり。子なし。
●長女(妹)・・・
分譲マンション住まい【父から譲り受けた】
夫あり。子1人。
※現在空き家となっている生家は、
両親が亡くなった際に
長男1人の名義に相続している
<生家を長男1人の名義にした経緯>
長女の住んでいるマンションは、
父から譲りうけたものであった。
長男のマンションは
長男自身で購入しているので、
その分
生家は長男の名義にしようという
両親の意向を受けての事でした。
そういった経緯で
長男に相続した生家ですが
長男がもし亡くなれば・・・
長男夫婦には子が居ませんので、
法定相続でいけば、
生家は
長男の妻 3分の2
長女(妹) 3分の1
で相続されるのです。
そのことを
長男さんにお伝えしたところ、
長男さんが
「生家は100%妻の名義になるよう遺してしてあげたい」
と思い、
家族信託の運びとなったのです。
子が居ない夫婦だと
相続人が親や兄弟に及ぶことまでは
長男さんは想定していなかったようで
私からのアドバイスで
ハッとされたようでした。
もちろん妻である奥様も
そのことを想定しておらず、
家族信託することを
とても感謝して下さっています
家族信託は、
先手を打っておく
という意味合いがとても強く、
後に、
妻と妹が生家を巡り揉めることを、
夫であり兄でもある長男さんが
先手を打って
家族の平和を守ったという事になります
このように、
お客様の安心のお手伝いとなれることが
家族信託の仕事をしている喜びだと
私は本当に感じます。
本日は以上でございます
お読み頂き
ありがとうございます
#大阪 吹田・茨木・高槻
家族信託