【災害の備え】大丈夫と思い込んでいませんか?
こんにちは!
災害への備えの話で、もう一つお伝えしたいことがありますので、今日はその話を。
転倒防止突っ張り棒 効果は?
地震に対する意識が強まっている昨今、家具の転倒防止の為に、天井と家具に突っ張り棒をしているお宅は多いのではと思います。
私の視点から見ると、しかるべき箇所に取付をしないと、あの突っ張り棒は意味がないものと思われます。
というのが、そもそも、取付をすれば転倒防止になる!と、単純に思い込んでいる方が多いのかなと。
大切なのは、
家具と、家のどの部分を固定するか
なんです。
取り付ければOK!ではありません。
じゃあどこに取付けるのか。
建物の、【構造体・柱・建物の骨組みとなる部分】に取付けるのです。
でなければ、壁の奥が空洞の部分に取付けても、実際地震があった際に、揺れの力に負けて家具や天井が突き抜けてしまいます。
固定する先がきちんと構造体であれば、鎖で、家具と固定するかたちでも家具の転倒を免れます。
構造体と固定するなら、わざわざ家具転倒防止用突っ張り棒を買わなくても、ホームセンターの安価なL型金具でビス止めをすれば効果があります。
これは、阪神淡路大震災も北大阪地震も経験した上での知識ですので(東南海地震も経験しましたが、さすがの私も当時は赤子でした)
ぜひ皆様、取付位置の見直しを宜しくお願い致します。