【遺産分割の寄与分】苦労した人が報われる為のコツ。

こんにちは！

本日は午後から

資格取得講座を受けに行く予定です

いくつになっても向上心を忘れず努力する。

努力は報われると信じております！

今日の記事は、

親の為に時間や費用を割いて

介護や生活のフォローを頑張ってきたのに

なんだか報われないなぁ・・

という事を防ぐ為の

介護のキーパーソンさんへのアドバイスです。

 
 メモが重要　介護の記録

通常、

誰かが亡くなると

相続が発生します。

遺言が無ければ
遺産分割協議
と呼ばれる話し合いで決めるのですが

一般的には

法定相続割合

というものをもとに進めていきます。

親が亡くなった場合

法定相続でいくと

兄弟姉妹は等分になるのですが、

親の介護を一手に引き受けていた子が

他の兄弟より多く遺産を継ぐことは珍しくありません。

それは

寄与分

が上乗されるからです。

※寄与分とは・・

被相続人の財産の維持・増加に大きく貢献した相続人に対して

その貢献分を遺産分割に上乗せすることを言います

通常の家族関係で期待される程度を超えての

介護や看護も寄与分の対象となり得ます。

しかし、

介護していた子が遺産の割合が大きくなる事に対して

他の兄弟が

心情的には理解できても金額面で合意できないとなり

揉める場合があります。

その場合

最終的には裁判所の判断を仰ぐことになるのですが、

介護をしていた子が

自分の

介護における時間的・金銭的な負担を

証拠として残してある

と、裏付けとして大きな力を持ちます。

どのように証拠を残しておくのか？

簡単な方法としては、

家計簿につけておく

です。

もちろん、レシート等があれば一番良いですが

その日の動きをちょこちょこと家計簿につけておくだけでも

大きな力となります。

●10/1　父の送り迎え　9-12時　マイカー使用　●●病院

●10/3　父通院付き添い　10-12　タクシー使用　△△クリニック

●10/5　13-17時　実家にて洗濯・炊事手助け

●10/10　17-18時　父の薬引き取り　〇〇薬局

●10/12　実家日用品購入　マイカー使用　ドラッグストア¥500

このように

その日の家計簿にメモしておけば大丈夫です。

要は、

介護の為に

時間と費用を使ったこと

を記しておけば良いのです。

今、

他の兄弟よりも介護の負担が多すぎる！

けど、自分がやるしかないから頑張っている・・・

という方、メモを取り始めて下さい。

いくら仲の良い兄弟でも

遺産の話になると

配偶者の意見も入り

揉めることは本当に良くあります。

親に認知症状が無ければ、

親の元気なうちに

家族信託しておくことも有効です。

転ばぬ先の杖、

持っておいて下さい

＃大阪　吹田・茨木・高槻

家族信託