【空き家になったら・・】賃貸or自分で管理?
こんにちは!
超高齢者社会まっしぐらの日本、
今問題となっている住宅事情で
空き家の問題
というものがあります。
高齢者が
老人ホームや高齢者向け住宅などに転居し、
自宅に他に住む者も居なくなり空き家となる。
空き家になると
誰も住まない家は傷みが早く
管理することも大変です。
そこで出てくる一つの解決策として、
他人に貸して家賃収入を得る
ということが考えられます。
今日は
空き家を貸して家賃収入を得ることに関してのお話です。
自宅を貸す主な手順は・・
①家賃相場の確認
②不動産会社と相談
③収支計画を作成・検討
④家賃の決定・入居者募集
⑤賃貸の開始
このような流れとなります。
①の段階で、
●駅からの所要時間や
●自宅の地域の需要はどのくらいあるのか
●リフォーム等は必要あるのか
等、
自宅にはどの程度の魅力があるのかの確認が必要です。
建った年代によりますが、
耐震基準をどのくらい満たしているかも重要です。
収支の確認
リフォームが必要となると
内容は様々ですが一般に戸建ての場合、
●壁紙の張替
●外壁塗装
●水回りの修繕
等を行うと
少なくとも200万円は考えておかないといけません。
リフォームや不用品の処分・
不動産会社に支払う手数料や税などの支出に対して、
期待できる家賃と貸す期間などの条件を設定してたうえで
何年で費用を回収出来るかのメドをたてましょう。
リフォーム費用は痛手かもしれませんが
キレイにすればそれだけ家賃の水準を上げることが出来ます
ので、
その点も踏まえてリフォームの箇所を考えた方が良いですね。
自宅の行く末
賃貸に出した後、
ある時期が来れば
子どもが自宅に戻ってくることを視野に入れているなら、
賃貸契約は
定期借家にすれば
2.3年の期限を付けて
時期が来れば借りてに退去してもらえます。
その場合、通常の契約よりかは家賃は下がりやすくなりますのでご注意を
賃貸に出せない場合
リフォーム費用が出せないし、
借り手も見つからない。
こういった場合には
空き家のままで、
換気や水回りを時々家族がチェックして
家の傷みを抑えるのも手です。
今は
空き家対策特別措置法
により
●倒壊の危険性がある
●衛生環境が悪い
●管理が行き届いていない
●周囲からの苦情が多い
こんな物件は
特定空き家というものに指定されまして
固定資産税が6倍に跳ね上がりますので
注意が必要です。
不動産業界
今は動きが鈍いようなので、
これからもまだ空き家は増え続けるかも知れませんね・・
#大阪 吹田・茨木・高槻
家族信託