墓じまいの話。
こんにちは!
さて、最近よく聞く墓じまい。
率直に言うと、
私は墓じまいは反対です
墓の継承だけに限らず、
親族間でのまつりごとは、
人間が生きていく上で必要だと感じるからです。
しかし今の世の中は、
少子化や継承者の不在、
子どもは都会にでて故郷に人が居ない、
など、墓の継承が難しくなっています。
煩わしいことはする必要がない。
自分の心の安穏を優先する事が第一。
という風潮も、
墓じまいの考えの一端を担っているのではと思います。
はい
私の考えは置いておきまして。
墓じまいに関して今日は記事にさせて頂きます。
墓じまいをするまでの準備
●自分の考えを整理しておく。
(故人たちをどう供養していきたいか、と
改葬先のイメージ)
●家族や親族に墓じまいの意思を伝え
同意を得る。
●現在の墓の管理者に相談し、今までのお礼を伝える。
●墓石撤去の業者の選定と見積をと取る。
墓じまいの流れ
墓じまいを決意したら、
まずは墓の中で眠っていた遺骨の
改葬先を決める。
↓
改葬先の選択肢としては、
●永代供養の合同墓
●樹木葬
●納骨堂
などがあある。
↓
改葬先との契約が済めば、
改葬先から 受入証明書
を発行してもらう
↓
現在の墓のある地区の役所にて
改葬許可申請書を入手して記入。
↓
現在の墓の管理者・寺院から
埋葬証明書を発行してもらう。
↓
現在の墓のある地区の役所に
受入証明書
改葬許可申請書
埋葬許可書
を提出し、
改葬許可書
を発行してもらう。
↓
遺骨を取り出して改葬。
墓石の撤去と区画の整地
という流れになります。
文字にしてみると
そう難しいことでないように見えますが、
家族や親族と
墓じまいすることに関しての
意見のすり合わせをする事が、
一番大変なのかなと思いますね。
私も近々法事を控えております。
故人を弔う気持ちを持って、
生きている者として
まだまだ前を向いて精一杯生きる所存でございます
本日は以上でございます。
#大阪 吹田・茨木・高槻
家族信託